教育に関わる人

ごく一部を除いて、ほとんどの先生が頑張っていると思います
それよりも保護者の方が、過保護というか自分の子だけで他人の子は守ろうとしない親が、子供同士のケンカですけど
どこにでもいることを聞きますね。
自分のところだけでは、孤立してしまうと思うのですが、もっとよく考えて想像して欲しいですね。



以下、沖縄タイムスから引用

教育活動調査

「やりがい」の意識大切に

 教職を「やりがい」のある仕事と考えている先生が、「大いに」(34・1%)と「ある程度」(55・0%)を含めて89・1%いるという。
 県立総合教育センターが昨年十月に実施した「教育活動に関する調査」の結果である。対象になったのは、全県から抽出された幼稚園、小、中、高校、特殊教育諸学校計九十一校の教諭千五百三人だ。

 学級荒廃が伝えられたり、いじめや子どもたちの自殺が報じられるたびに、学校の問題や教師の責任が問われる。だが、この数字から分かるように、前向きに取り組もうと考える教諭は多い。子どもを預ける親として喜んでいいのではないか。

 学校での「満足感」の設問について、23・5%が「子どもとの信頼関係が築けた時」と答えている。

 次に多いのは「望ましい学級集団ができた時」(16・0%)、「指導技術向上の実感」(11・5%)と続く。

 三つの回答は、職場でのストレスで最も多かった「生徒指導」(24・4%)と表裏をなすものといえよう。

 クラスでの指導がうまくいけば、子どもたちと信頼関係を築くことにつながる。また、指導力の向上にも資するのは当然と言っていいからだ。

 ただ、見過ごしてはならないのは、やりがいを感じながらも、71・8%の教諭が「行き詰まり」を覚えているという実態である。

 理由として最も多かったのは「性格が教職に適しているかという思い」(11・7%)だ。また「学級をまとめていくこと」に思い悩む人が11・6%おり、「保護者との人間関係」に悩みを抱えている教諭も9・6%いた。

 その中には「校務分掌の不公平感」(13・8%)もあった。

 学務に追われて授業の準備が十分にできなかったり、児童・生徒との対話が満足にできず、学級をまとめることができないと話す教諭は多い。

 であれば校務をどう分担するか。重要なテーマとして検討すべきだろう。

 教諭として自信が揺らぐのは、二十代後半から三十代初めにかけてが多いというデータにも、調査結果を基にしたきちんとした支援が必要だろう。

 教諭のストレスを回避し、行き詰まりを解消するには「子どもと触れ合う時間の確保」(梶村光郎琉球大学教授)が重要なのは言うまでもない。

 児童・生徒とのかかわり方や学校現場でのストレスの要因が明らかになったとはいえ、教諭を取り巻く環境は依然として厳しい。だからこそ支援策の構築は急務であり、教諭の資質向上に役立てることが肝要だ。


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